ライティング-不動産系文章
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大都会で優雅に暮らしてみたい! そんな憧れはありませんか。
現実的な意味でも、仕事場に住居が近ければ、通勤に拘束される時間が減り、その分プライベートを充実させられるというものです。
そこで気になるのが、「今、東京都内のマンション相場ってどうなっているの?」ということです。
東京都内のマンション相場について調べてみました。
勿論、相場ですので時間が経過すれば変化します。2015年2月現在の、おおよその傾向ということで参考にして頂ければ幸いです。
東京23区の新築マンションの相場は、平均価格が5,038万円、平均坪単価が約279万円です。
2010年頃からマンション価格自体はあまり大きく変動しておらず、4,000万円台後半から5,500万円前後の価格となっております。2014年はアベノミクスの影響か、5,600万円程度と多少高値になっていますが、年明けと共に価格が若干下がり気味になっており、今後も同じ傾向が継続するとは限りません。
(マンションエンジン http://www.manen.jp/ より)
続いて区別のマンションの価格相場ですが、最も高額なのが港区です。(2015年2月19日現在7,289万円)
続いて千代田区(同6,347万円)、第三位は渋谷区(同5,667万円)となっています。
(不動産情報サイトアットホーム http://www.athome.co.jp/ より)
マンション相場第一位となった港区は、23区の中央からやや南東寄りに存在し、虎ノ門や新橋、芝などのオフィス街には多くの企業が本社を構えています。東京の中でも非常に経済活動が盛んな地域です。
六本木ヒルズを代表とする娯楽エリアやレインボーブリッジ、青山や赤坂などの高級感溢れる商業エリア、汐留や台場などの開発地区もあり、海を眺める気持ちのいい暮らしができます。
また、利便性だけではなく、赤坂離宮や芝公園など、緑が豊富なことも人気の理由と考えられます。
千代田区は23区のほぼ真ん中に位置します。江戸城の別名が千代田城であったことから、この名がつきました。皇居があることで有名で、都心のど真ん中でありながら常に緑を感じる暮らしができます。
また、永田町や霞ヶ関といった地名は政治家を連想させますが、そのイメージの通り、国会や中央省庁、最高裁判所など、日本の首都機能がここに集中しています。
丸の内・大手町・日比谷など、メガバンクの本店や新聞社、総合商社などの本社が数多くあるのも特徴です。
渋谷区はスクランブル交差点やBunkamuraなどで有名な賑やかなエリア。隣が新宿区なこともあり、代々木や千駄ヶ谷は新宿のオフィス街や繁華街とも一体になっています。
渋谷は若者の街というイメージがありますが、渋谷区は松濤や代々木上原、広尾といった高級住宅地を有し、明治神宮や代々木公園などの緑地帯も存在することが人気の理由となっています。